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さて、ボディ周りの加工に移りましょうか。
リップスポイラーというか、実車では薄い板(カーボン?)が張り付けてある部分ですが、一体でモールドされている部分を切り離して別な素材で再現していきますので、この部分を切り飛ばします。
ツールはハセガワトライツール「けがきノコギリ」
切り取るのはリベットのモールドのある『ちょっと下』から切ります。
リベットのモールドはカッターで切って、ピンバイスで穴を開けていきます。穴径は0.4mmで開けました。この部分は03mmでは開けません。
ちなみに後から作るスポイラーの穴も0.4mmで開けて、軸径0.3mmの虫ピンで留める予定です。
なぜかは完成の頃に書きましょう。(わかるよね?) |
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リップ部分が完全に離れました。
けがきノコギリは初めて使いましたが、結構簡単に切れます。
改造を多くする人にはオススメですね。
ノコが薄いので切りシロも細いです。 |
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バンパーとリップの溝をパテで埋めます。さっき開けた穴を埋めてしまわないように、穴をマスキングテープで覆ってパテが入らないようにして盛りましょう。
ちなみにタミヤ光硬化パテを使いました。
ここでボディは終わりにしましょう。細かい所はイロイロあるけど十分でしょう。 |
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《写真上段》
さて、このキットではライトの内側がインタークーラー開口部の一部になっています。
先ほどのけがきノコで切り飛ばします。
《写真下段》
メッキを剥がします。キッチンハイター系の漂白剤に漬け込むと手品の様にメッキが落ちます。
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《写真上段》
漂白した部分をインタークーラーのパーツに接着し、穴のモールドや裏側をポリパテで埋めます。いわゆる「裏打ち」。
《写真下段》
でっかくなっちゃった!(違)
サフを吹いた上で、滑らかにラウンドするように削ります。
削りながらボディに合わせて様子を見ていきます。
(写真クリックで拡大しますよ) |
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ボディに何回も合わせていたら、ボディ側のインテークとの段差が気になって気になって仕方ないので、切り飛ばしてしまいましょう。その方が精神衛生上良いみたいです。
ストレスを溜めてはいけませんよ。
リップの部分と同様の手口で切り飛ばし。 |
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切ったのかよ!(三村) |
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切り飛ばした部分をプラ版を使ってインタークーラー側のインテークで再現します。
と、ココまでやって気が付いた(いつもコレだ)んだけど、これって実車のバンパーの分割と正しいのかな?資料が無いので解かりませんが、バンパーにエンブレムが付いているかどうかで判るのですが、誰か教えてください。
でもこのインテークの方がよく冷えそうでしょ。俺が設計ならこうするけどな。
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[05/01/05追記]
と、ボディの加工は終わった!と一息ついていると、掲示板でtoshさんから「ウインカーの位置が実車と違うんですが、どうしましたか?」という質問が・・・。
おいもは全く気が付きませんでしたよ。
タミヤだと安心して仮組みもしてない始末でして、いやはやこんなミスをタミヤもするんですね〜。(責任転嫁)
ちょうどウインカー1個分上にあるようです。 |
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やろうかやるまいか迷いましたが、やってみましょう。
メンディングテープを使って型取りし、穴を開けていく事にします。
メンディングテープをウインカーに貼り付けて、ボールペンで穴を塗り潰します。
メンディングテープは貼り付けると透明になって透けるテープです。セロテープと違って上からボールペンで字が書けます。
メンディングテープを一旦剥がして、デザインナイフでウインカーの形どおりに穴を開けます。 |
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穴を開けたメンディングテープを希望の位置に貼り付けて、穴に従ってボールペンで丸を書きます。
目安に細切りのマスキングテープを貼ったりして位置を決めていきます。 |
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ピンバイスやらヤスリやらルータやらを駆使して気合一発で穴開けします。
ん〜イマイチですね。ウインカーのパーツを入れてみて具合を確認して穴を仕上げて行きます。 |
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キットのウインカー穴をパテで塞いで、面を整え、サフを吹いて傷の確認をして終了。
そうそう、忘れずに裏からプラ版で穴を塞いでおきます。
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